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参加者で肉を分配し、帰ってきたらまずは銃と弾をロッカーへ。そのあと風呂に入り、ビールを一杯・・・。でも、まだ肉の処理をしなければなりません。美味しく食べる為にも、最低限の準備はしておきましょう。
前編「猪・鹿の巻狩り(グループ猟)に持っていかなければならないもの」はこちら。
「美味しいジビエを獲って食べる為のマニュアル」のまとめ・目次はこちら
自宅に帰ってから獲物の保存に必要な道具
家族の理解
家族が肉を持って帰るのを嫌がるという話を聞くことがある。美味しいジビエ料理を作って、ジビエファンにしよう。子供がいるなら、食育として一緒に細かく分けたりするのも良いだろう。鹿の前脚なんかなら、丸々持って帰らせてもらえるかもしれない。切り身が泳いでるなんて思ってるような子供にならないように育てよう。
台所を汚さないことも大切だ。
重要度
極めて重要
家族がいるのに1人で食べるジビエほど味気ないものはない
価格
プライスレス
マジック
肉がどの部位か、あるいは鹿なのか猪なのか書いておく。すぐわからなくなる。
重要度
必須
価格
100円
真空パック機
真空パックして冷凍しておけばたくさん獲れたときにも保存しておける。
ただし、家庭の冷凍庫で普通に凍らせたものは、どうしても味が悪くなる。できるだけ、生の状態で食べよう。
調理してから冷凍すればかなりマシになる。
重要度
できれば
ハンターはだいたい持ってる
価格
1万円〜2.5万円
スライサー(包丁)
肉を薄く切るのは牛刀でも良いが、スライサー(筋引包丁)があると断然薄く切りやすい。刺身包丁でも良いし、スライサーを買って刺身包丁に使っても良い。
回転式(電動・手動)のスライサーもあるが、手入れが面倒だからよっぽどたくさんの肉をスライスするのでなければ包丁で切った方が早い。慣れれば電動スライサー並に薄く切ることもできる。
猟師=電動スライサーなイメージがあるのは、猪=ボタン鍋だから。スライスしない料理もたくさんある。
重要度
ほぼ必須
価格
5000円〜2万円
手入れに必要な道具
ボアスネーク
鉄砲にはいろんなメンテナンスグッズがあるが、これが一番簡単・確実・失敗なし。ブラシは全く要らない。
ボアスネークはAliexpressなんかで中国製が安く買える。それで十分問題なく使える。
重要度
必須
価格
1500円〜3000円
ガンオイル
銃のメンテナンスに。特に、雨に濡れた後は錆防止に振っておこう。
よくKURE 5-56(CRCと呼ぶことも)を見かけるが、KURE 5-56は樹脂・ゴム・ナイロンなどを侵食する。メーカーに確認したので間違いないし、最近はHPでも注意書きがある。エアガン(トイガン)に5-56を使って、樹脂が溶けて悲しいことになってしまった話を聞く。
ガスオートならゴムが使われているし、シンセストックならストックそのものによくないだろう。
おすすめはWD-40。WD-40はゴムにもプラスチックにも影響がない。防錆性にも優れている。アメリカの銃工場でもスタンダードらしい。安いし、ショットガンにはこれで良い。高いガンオイルは要らない。
重要度
必須
価格
700円
砥石
ナイフ・包丁など刃物は使えば必ず切れなくなっていく。研ぎながら使うものだ。
Lanskyやいろんなシャープナーがあるが、結局、普通の砥石が簡単で間違いなかったりする。だから普通の砥石が今でも主流なんだろう。
研ぎにくい鋼材のナイフを買ってしまうと、研ぎの練習もできない。最初は研ぎやすいナイフを買おう。
砥石はどこのメーカーかわからないような安物はやめよう。腕が悪いのか、砥石が悪いのかわからなくなる。
砥石についてもナイフの記事で紹介しているので、具体的な製品などはそちらも参照してほしい。
ちなみに、ナイフメーカースパイダルコのシャープナーは変形砥石というべきもので、初心者にもなかなか良い。
重要度
必須
価格
砥石:3000円〜5000円(1個)
砥石ホルダー:3000円
面直し砥石:3000円
快適な狩猟のために、前編「猪・鹿の巻狩り(グループ猟)に持っていかなければならないもの」と合わせて準備しておこう。