日本では最もポピュラーなジビエ、鹿。なにしろ、たくさんいる。日本の山は鹿に占拠されていると言っても(地域によっては)過言ではありません。
例えば奈良県大台ヶ原。雨が多く、屋久島と並ぶ日本有数の針葉樹林の森だったようですが、今では禿山になってしまいました。鹿だけが原因では無いのでしょうが、美しい景観も保水力のある山も食べ尽くされてなくなってしまいました。
環境省 近畿地方環境事務所
http://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/saisei/itaru/suii.html
さぁ、鹿を食べよう!美味しいぞ!
鹿シチューは我が家の定番。
子ども(2歳児)も大好きで、口の周りをべたべたにしながら食べまくってます。
きちんと処理した鹿ならセロリなどで臭みを誤魔化す必要はありません。美味しいから入れてももちろんOK!大切なのは、きちんと丁寧に処理することでしょうか。
鹿シチューも鹿カレーも、いまいち美味しくなかったなぁと思ったのなら、肉の処理が悪かったのでしょう!本来は、間違いなく美味しいですよ!
デミグラスソースで作る本格鹿シチュー
Course: レシピ, 鹿Cuisine: シチュー, 鹿, ジビエ, フレンチおすすめ度
☆☆☆
材料
鹿肉
にんじん
たまねぎ
セロリ
赤ワイン
デミグラスソース缶
塩
ケチャップ
バター
ドライパセリ
作り方
- 鹿肉は一口大より大きめに切る。にんじんも大きめに乱切りに、たまねぎも大きくざく切り、セロリは一口大に切る。
- 鹿肉は熱湯で一度ゆで、灰汁をとる。
沸騰したお湯にいれて、灰汁が出なくなるまで数分茹でる。
※新鮮な鹿肉はここで灰汁がまったく出ません! - 鍋に野菜、鹿肉を入れ、水と赤ワインも加えて煮込む。灰汁がでたら灰汁をとる。
- デミグラスソース缶を入れ煮込む。
- 塩やケチャップ、バター、ルウなどで味を調整する。
鹿はすごく淡白なので、コクを出すためにバターやルウを少し使います。 - コクが足りなければ食べるときにバターを入れるなどしてお好みの味で。生クリームを少しかけてもいいですね!
うちには2歳児もいるので薄めの味付けです^^