冬のジビエ、鴨。鴨の味をストレートに味わうならこのレシピ。
鴨は炭火焼と鍋が定番。野菜も美味しくいただけるのは鍋だが、肉そのものの旨味はやはり炭火焼に勝るものはない。口に入れた瞬間、脂がジュワーっと広がる。噛むと肉の旨みが出てくる出てくる。
猟師でも四足猟師(猪と鹿を狙う猟師・・・猟師はだいたい四足猟師か鳥撃ち猟師かに分かれるようだ)は鴨をあんまり食べない。まったく食べないわけではないけど、主に狙うのは猪と鹿。でも、そんな四足猟師も甘醤油の鴨炭火焼きを食べたら鴨も獲りたくなる。それほど旨い。
炭火焼の味付けは色々と考えられるが、やはり甘醤油が良く合う。醤油に砂糖、唐辛子を入れただけのものだが、鴨の脂が溶け出せば最高の美味しさになる。
もちろん、カモネギと言うだけあって、ネギとの相性も抜群。
特に脂ののったモモの肉は、「飲み込めへん」と言って、ずっと口の中に入れておきたくなるくらい。これ、ほんま。もったいなくて、ほんまに飲み込めへん。
定番 鴨の炭火焼
Course: 鴨, カルガモ, マガモ, 青首Cuisine: 和食, 焼き鳥Difficulty: 簡単おすすめ度
☆☆☆
材料
鴨肉
白ネギ
- 岡本家特製甘醤油
濃口醤油
砂糖
一味唐辛子
作り方
- 十分に熾った炭火でスライスしたカモを焼く。魚を焼くときほど、落ち着いた火になっていなくて良い。
ネギも周りで焼いておく。 - カモから脂が出てきたら、ネギに脂を付ける。
*ここがポイント!脂は網から落ちたらもったいない。おいしい脂をネギなどにつけるとそのネギが何倍もおいしくなる。 - 両面焼けたら甘醤油につけて食べる。
*カモ肉は焼き過ぎないこと。焼き過ぎると硬くなる。
*甘醤油もおいしいが、塩もおいしい。詰まるところ、カモがおいしいからなんでもおいしい!
Notes
- お好みで椎茸などのきのこを一緒に焼いても美味しい